2026年6月19日、四日市のレンタルスペース&コワーキング「D→START」をお借りして、「となりのAI」体験会を開催しました。
美容系の起業家さんや個人事業主さんが集まるこの場所に、4名の方が参加してくださいました。「AIって最近よく聞くけど、実際どう使えばいいの?」そんな入り口から始まり、NotebookLM・Notion・自動化ツールまで話が広がった2時間のレポートです。

AIはなぜ「嘘」をつくのか
まず最初にお伝えしたのが、AIの正体についてです。
「ChatGPTって何でも知ってますよね?」と思っている方は多いのですが、実はそうではありません。AIがやっていることは、膨大なデータをもとに「次に来る言葉を確率で予測すること」です。意志や知識があるわけではなく、あくまで統計的なパターンの組み合わせです。
だからこそ、「AIは嘘をつく」という現象が起きます。これを「ハルシネーション(幻覚)」と呼びます。特に四日市・鈴鹿といったローカルな情報は学習データが少ないため、AIは「わかりません」と言う代わりに、もっともらしいデタラメを自信満々に答えてしまうことがあります。
「AIの嘘は避けられない」——これを最初に知っておくことが、上手に使いこなす第一歩です。
ハルシネーションを避ける方法:RAGとNotebookLM
ではどうすれば嘘を減らせるのか。その答えが「RAG(情報を先に渡してその中だけで答えさせる仕組み)」です。
そしてこれを驚くほど簡単に実現したのが、Googleの「NotebookLM」です。
PDFや資料、YoutubeのURL、さらには録音データを「ソース」として読み込ませると、AIはその範囲の中だけで回答してくれます。根拠となった情報源も表示されるので、「どこからの情報か」がすぐにわかります。
NotebookLMでできること
当日ご紹介した活用例です。
・メモが要らなくなる 会議や打ち合わせを録音してNotebookLMに入れるだけで、議事録が自動でできます。「あのとき何を話したっけ?」という振り返りがぐっと楽になります。
・プレゼン資料をすぐ作れる 資料やWebサイトを読み込ませると、スライド形式のプレゼンをボタン一つで生成できます。
・子どもたちの学習にも使える 教科書や参考書を読み込ませて、その内容に基づいたクイズを自動生成。自分専用の問題集が作れます。
・地域の専門家を作れる 自治会の規約や配布資料をまとめて読み込ませれば、「この地区のルールについて何でも答えてくれるAI」が作れます。
Notionで情報を整理する
後半はNotionの話もしました。
Excelで管理していた顧客情報をNotionに移すと、見た目が整ってデータを共有しやすくなります。また、AIと連携させることで、入力した情報をもとに文章を自動生成したり、データを蓄積してあとから分析したりすることもできます。
「Notionはデータの倉庫にもなれる」というイメージが伝わったようで、特に関心を持っていただけました。
さらに先へ:自動化(RPA)の話
参加者の中にIT系の知識がある方がいらっしゃったので、少し踏み込んだ話もしました。
Claude CodeやCoworkの機能を使った実際の開発事例を紹介しつつ、RPAツール(自動化)を組み合わせるとさらに便利になるということをお伝えしました。
たとえばこんなことができます:
- Googleフォームに入力
- → Notionのデータベースに自動で追加
- → Gmailの下書きを自動作成
- → LINEやSlackに通知
これを実現するのが「n8n」や「Make」といったツールです。まずはMakeの無料枠で試してみるのがおすすめです。「難しそう」と感じるかもしれませんが、最初の一歩は意外とシンプルです。
参加してくださった方の声
体験会の翌日、メッセージをいただきました。
「かなり有益な情報いただけて勉強になりました✨ 宣伝しときますねー!」
——参加者の方より
「退屈することもなく、とても分かりやすく説明していただき、本当に良かったです。今まで知らなかった新しいAIの情報を学ぶことができ、また、これからは目的に応じてAIを選んで活用できることに少し驚きも感じました。」
——参加者の方より
「目的に応じてAIを選ぶ」という感覚を持っていただけたこと、とても嬉しかったです。
まとめ
AIは嘘をつきます。でも、その仕組みを知って正しく向き合えば、最高の相棒になります。
NotebookLMのようなツールで「信頼できる情報の中だけで答えさせる」使い方をするだけで、AIの活用の質はぐっと上がります。
「となりのAI」は、こういった体験を気軽にできる場所を目指しています。次回の開催もお楽しみに。
「AIを試してみたい」「自分のビジネスに使えるか相談したい」という方は、お気軽にご連絡ください。
この記事について相談・依頼がある方はお気軽に。